2回目育休中ママ「らふ」のトラブル対応な日々

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2人育児トラブルvol.2:赤ちゃんが救急へ!どうする!?上の子は?【後編】

生後2か月で夜中に38度超えの熱を出した次女ジュノ。

2歳の長女ポニョと旦那も同行し、
救急を受診しました。

病院にほとんど縁のなかった私が
初めて知ったことなどを中心に記録しています。

本日は「入院決定~退院・アフターケア」編。

前編はこちら
rough-makers.hatenablog.com

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1. 救急受診から入院まで

救急受診でのできごと

救急病院到着後の流れはこんな感じでした。

1. 当直の先生(内科医)の診察
2. 検査 (血液検査、レントゲン)
3. 点滴開始
4. 採尿(おむつの中に袋を入れる感じ)
5. 検査結果説明
(特に数値は問題ないが、専門医を待ちましょう、とのこと)
6. 小児科医が出勤、入院決定
(特に数値は問題ないが、
 月齢が低い&詳細の検査結果が出るまで入院しましょう)


救急受診したのがAM3:00頃、
小児科医から入院決定が告げられたのがAM7:00頃でした。

救急に他の患者さんはほとんどいない状態でしたが、
これだけの長丁場。

ジュノ本人が落ち着いていて眠れる状態だったことが
本当に救いでした。

救急受診中の上の子

長女ポニョは、真夜中にもかかわらず覚醒状態でした。

緊急事態を察知してか
お利口さんにしていてくれたものの、
やはりずっとは無理。

夫が病院探検に連れて行ってくれたり、
近所のコンビニに買い物にいったり、
なんとかごまかしていました。

明け方5時ころに夫に抱かれたまま眠りました。

2. 入院中

「念のため」ではありましたが、ジュノは5日間入院しました。

赤ちゃんの入院、初めて知ったこと5つ

病院によってそれぞれだとは思いますが、
ジュノが入院した日赤系のとある病院では
こんな感じでした。

つい1,2か月前にお世話になった個人の産院とは
いろいろな意味でギャップが激しかったです。。。

あらゆる病気と闘う総合病院と、
低リスク出産のママと家族が赤ちゃんを迎えるための産院とでは
違っていて当然。
そんなことにも初めて気が付いたらふでした。

①小児病棟には兄弟であっても子供は入れないこと

感染防止のため仕方がないことですが、
フロアの入口までしか子供は入れません。

夫が長女ポニョを連れて来院してくれても、
交代するのが難しかったです。

どうしても一瞬、ジュノをベッドに残して
フロアの入口まで行く必要がありました。
(ポニョをひとりで待たせるのは無理なので)
入口から病室までけっこう距離があるので、
もどかしい時間でした。

隣のベッドの方などに、一声かけておくと安心です。

②小児病棟の大部屋には、付き添いのベッドは置けないこと

夜は、ジュノのベッドで添い寝で眠りました。
地味に疲労の元でした。

正確には簡易ベッドはあるのですが、
貸し布団を自分で手配する必要があるということでした。

長期であれば手配していたと思いますが、
数日のことならそこまでしなくても…と。

大部屋の他の付き添いの方も、添い寝のようでした。
2か月のジュノのサイズならともかく、
2,3歳の子と子供用ベッドで添い寝はつらいだろうな…。


けれど、
付き添い者の布団の管理などは
病院として本来必須のタスクではないですよね。

こうした合理化・省力化があってこそ
救急を含めた病院の運営が確保されるのであれば、
むしろ歓迎されるべきことなのかもと思いました。

③短期入院患者の付き添いはシャワーが使えないこと

近くに銭湯があるのでそちらをご利用くださいとのこと。
開業時間と合わなかったりで、
結局シャワーも浴びずで終わってしまいました。

長期入院の方向けのシャワールームはありましたが、
数は多くなかったようです。
長期の方に限定されるのは当然ですね。


今回、たった数日とわかっていての入院、
しかもジュノの容体はいたって良好で心配の必要ほぼなし、
という条件であっても
体力的にも精神的にもきつかった入院生活。

一方で、
長期入院で院内学級に通う子供たち。
お見舞の方に「絶対によくなるから信じて」と言われて
涙ぐんでいるお母さん。

どれだけ大変なのだろう。
不謹慎ですが、
家族全員が元気ですごせている毎日を
感謝せずにはいられませんでした。

④専属の保育士さんに一時的な付き添いの交代を頼めること

これ、非常にありがたかった。

1日1回30分、予約必須ですが、
ナースステーションに常駐されている保育士さんに、
子どもを見ていてもらえます。

ジュノは点滴に固定されているので、
だっこして移動することができませんでした。
つまり、
飲み物や食事を買いに出るのも難しいのです。

夫が来てくれる夕方以外の時間でも
どうしても買い物や洗濯したいときにお願いしていました。

⑤入院の費用は"ゼロ円"だったこと

子どもの医療費は無料なのは知っていましたが、
入院となるとなんらか費用が発生するだろうと
思っていました。

特に、産院で差額ベッド代をはじめ、
ちょっとした治療用品なんかも
請求されるのを経験したばかりでしたし。

ところが今回のジュノの場合、
離乳食前で食事代も発生しなかったですし、
完全に0円でした。

紹介状なしで総合病院を受診した際にかかる
5000円も入院になったためかからず。

保険のありがたさを実感しました。

入院期間中の上の子

ジュノの病棟には一切入れなかった長女ポニョ。

出産、里帰りでなにかとママと離れて過ごすことの多かった時期が
ようやく終わったばかりでの、ジュノ入院だったので
本当にがんばらせてしまいました。

入院が決まった日に
「ママ、ジュノちゃんと病気治してくるね。
 ジュノとママもがんばるから、ポニョもがんばれる?」
と話すと
「うん、わかったー」とあっけらかんと言っていました。

でも、実際には
その日の就寝前、夜中、保育園に行く前と
「ジュノちゃんのママじゃなくて、
 ポニョのママがいいー!ママのところ行くー!」と
何度も泣いていたそうです。

とは言え、
ジュノはまだ数時間おきに授乳の要る状態でしたので
どうしても旦那と交代して帰ることはできませんでした。

せめてもののポニョのケアとしては

・いつも通り保育園に行って元気に遊んできてもらう
・夕方、病院に連れてきてもらい、
 夫と交代してポニョと2人で夕食を食べる(院内ですが)
・夜ジュノが寝た後、ロビーで少しだけビデオ通話する

ということをしていました。

3. 退院後

退院後のことはあまり書くほどのこともありませんが一応(笑)

退院後のこと

・退院後は熱がぶり返すこともなく、今日まで大きな病気なし

・療養計画書なるものをもらったので、
 直近で小児科にかかるときには見せていた

・退院後すぐに予定していた予防接種は、
 一週間ずらして受けることができた

・長女も次女が帰ってきたことを理解して喜んでいた

4. まとめ

幸いにもジュノの病状は大したことなく
(結局、原因不明の「上気道炎」という診断でした)
初めての入院でしたが、
精神的にはまだゆとりを持ていたのだと思います。

本当の緊急事態になる前に、
今回の一連の対応を経験できてある意味よかったのかもと
前向きにとらえることもできました。

どうか普段病気と縁のない皆さまも、
一度シミュレーションなさることをお勧めします。